プレゼントや景品として使いやすく人気のクオカード。
電子マネーなどが一般的になった現在でも多くの人に利用されており、限定品などプレミアがつくものもあります。
このクオカードのルーツがどういったところにあるのか、ここで紹介します。
名前の由来とサービスのはじまりは?
ここからは、まずクオカードという名前の由来から解説していきます。
そしてクオカードのサービスのはじまりがどこにあったのか、その歴史についても紐解いていきましょう。
クオカードの名前の由来は?
クオカードの「クオ」は「QUO」と書きます。
この「QUO」はラテン語をルーツとしており、意味は大きく二つあります。
一つは英語の「WHERE」の疑問視としての使い方「どこに?」という意味。
もう一つが関係副詞としての使い方「~が~するところ」といったニュアンスの意味です。
これはクオカードを贈る人と贈られる人、また使う人と使われるお店、という二者の関係性をあらわしており、その機会を提供するツールとしての意味が込められているのです。
クオカードのはじまりは?
クオカードのはじまりは、日本の消費税の導入でした。
消費税によって細かな小銭を扱う機会が増えると考えたことから、その不便を無くすツールとしてプリペイドカードの形式を採用したサービスを提供することが考えられたそうです。
1989年にセブンイレブンと提携して「セブンイレブンカード」を発行、その後、1995年に全国共通カードとなったことを契機に「QUOカード」と名称を改めます。
日本の行政によるものがきっかけだったというのは興味深いですね。
クオカードは二者の関係性を重視した名前
クオカードの名前はラテン語で英語の「WHERE」を意味する「QUO」をその由来としています。
はじまりは消費税導入がきっかけで、小銭のわずらわしさを減らすためのニーズがあると考えられたためだったそうです。
面白いルーツですね。